クリニックフォアグループでの子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)予約方法について

クリニックフォアグループで取り扱うHPVワクチン

クリニックフォアグループでは、田町院・飯田橋院・新橋院・大手町院の4院が「子宮頸がん予防ワクチン接種医療機関」に指定されており、HPVワクチンの接種予約を受け付けています。

2022年7月現在、当グループで取り扱っているHPVワクチンは、ガーダシルガーダシル9の2種類です。両者の違いについてご説明します。

ガーダシル

4価の国産HPVワクチンです。

子宮頸がんを最も引き起こしやすい16型、18型に加え、尖圭コンジローマという良性の腫瘍の原因となる6型、11型のHPVをカバーします。

公費補助の対象となっており、小学校6年生から高校1年生までの女性であれば、所定の手続きを踏むことにより無料で受けることができます。

また、平成9年度から平成17年度生まれ(2022年現在、17歳から25歳)の女性で、ワクチンを未接種の方も、キャッチアップ接種という制度により期間限定で無料で受けることができます。

上記対象年齢以外で希望される方も、自費(17,000円程度)で接種が可能です。

ガーダシル9

9価の輸入HPVワクチンです。

2022年7月現在、公費補助の対象となってはいませんが、4価のガーダシルよりも多くの型のHPVをカバーする優れたワクチンです国産のワクチンと違い、副作用が起こった際に国からの補償は受けられませんが、輸入業者による独自の補償制度がありますのでご安心下さい。

費用接種回数
ガーダシル4価国産17,000円(税込18,700円)/本
+ワクチンカウンセリング料
3回(初回・2ヶ月後・6ヶ月後)
ガーダシル99価輸入34,000円(税込37,400円)/本
+ワクチンカウンセリング料
9〜14歳:2回(初回・6ヶ月後)
15歳〜:3回(初回・2ヶ月後・6ヶ月後)

ワクチンカウンセリング料は初診時 3,500円(税込3850円)、再診時 1,500円(税込1,650円)となります。

予約方法

クリニックフォアグループのホームページから、HPVワクチン接種の予約をする方法をご説明します。

例:クリニックフォア田町院の場合

まずは来院予約ページ(https://reservation.clinicfor.life/c/tamachi)にアクセスして下さい。

①ワクチンを接種したい日を選択

②カレンダーの下にある「ワクチン接種」タブをクリック

③時間選択し、予約を完了して下さい

④「一般的なワクチン接種を受けたい」にチェックを入れて下さい

⑤「HPVワクチン」にチェックを入れて下さい

⑥最後に「以上の内容で間違いはありません」にチェックを入れ、「予約を確定する」をクリックすると予約完了です

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HPVワクチンを無料で受ける手続きについて

小学校6年生から高校1年生相当の女性は、必要な手続きを行うことでHPVワクチンを無料で受けられます。

例として、港区における補助の仕組み、無料で受ける流れについて説明していきます。

港区では、港区に住民登録のある小学校6年生から高校1年生相当の女性とその保護者あてに、接種に必要な予診票やリーフレットを毎年一斉発送(令和3年度は7月16日に発送)しています。

①自宅に届いている予診票を確認する

※もし対象年齢にも関わらず予診票が届いていない場合は、みなと保健所保健予防課(03-6400-0081)に問い合わせて予診票を送ってもらうことができます

②HPV接種を行っている医療機関で接種予約を行う

③接種当日、忘れずに予診票を持参する

上記流れにより、HPVワクチンを無料で受けることができます。

なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う特例対応として、無料接種の対象年齢が一時的に拡大しています。最新の情報や接種可能な医療機関につきましては、港区のHPVワクチンについてのページに詳しく紹介されていますので必ずご参照ください。

<更に詳しく知りたい方は、以下ホームページも合わせてご覧下さい>
厚生労働省「HPVワクチンに関するQ&A」
港区のHPVワクチンに関するホームページ
千代田区のHPVワクチンに関するホームページ

公開日:2021年12月9日

作成:クリニックフォアグループ 医師 山田光泰

※本記事は、上記公開日時点での状況・情報・エビデンスをもとに記載しています。日々状況が変化し、また新しくわかることも多々ありますので、最新の情報は、直近の記事や情報をご参照くださいますようお願いいたします。