髪の毛の主成分「ケラチン」とは?皮膚科医が解説します。

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皆さんはご自身の髪の毛にトラブルを抱えたことはありますか?

髪の毛が減ってきてしまった、遺伝的に将来薄毛になるのが怖い、髪の毛がゴワゴワ、パサパサする、サラサラ髪を手に入れたい、などなど。

髪の毛に関する悩みを一つも持たなかった人はいないのではないでしょうか。

そのような問題を解決するための方法をネットで調べてみたことをそのまま行うのもいいですが、ネットには間違った情報も多く書かれているので、正しい情報を選択するためにも、髪の毛自体のことを知ることはとても大切なことです。

ここでは髪の毛の主成分である「ケラチン」について詳しく解説していきたいと思います。

髪の毛の主成分「ケラチン」とは?

ケラチンについて

まず「ケラチン」とは何なのかについて説明します。

ケラチンはタンパク質の一種です。タンパク質はアミノ酸がたくさん繋がったもので、三大栄養素の一つです。三大栄養素は他に「炭水化物」「脂質」があります。

そしてそんなタンパク質の一種であるケラチンは髪の毛の主成分なので、不足してしまうと髪の毛が細くなってしまったり、ハリやコシがなくなって元気のない髪の毛になってしまったり、そもそも生えてこなくなってしまうため、ケラチンの不足には注意が必要です。

ケラチン生成には亜鉛・ビオチンが大事

ではそんな髪の毛にとって必要不可欠なケラチンですが、どうやって補給してあげれば良いのでしょうか。

まずは、タンパク質やアミノ酸が多く含まれる食事をとってください

ケラチンが欲しいからといって、ケラチンそのものを摂取する必要はありません。

大切なことは、いろんな種類のタンパク質を摂取することです。

タンパク質が多く含まれる食品は鶏肉、卵、牛肉、豚肉、魚、植物性のものでは大豆やブロッコリーなどなどたくさんあります。それらを偏らないようにいろいろ摂取しましょう。

そしてタンパク質と同じくらい大切なのが亜鉛などのミネラル、ビオチンのようなビタミンといった微量栄養素です。炭水化物・タンパク質・脂質の三大栄養素に、ビタミン・ミネラルの微量栄養素を加えて、五大栄養素と呼ばれます。

そんな微量栄養素の中でも特に大事なのが「亜鉛」と「ビオチン」です。

実際にケラチンの材料となるのはタンパク質なのですが、摂取したタンパク質から髪の毛を生成するのを手助けしてくれるのがこれらの栄養素です。

例えて言えば、ネタとシャリだけではお寿司はできませんが、板前さんがいるとネタとシャリからお寿司を作ることができます。亜鉛やビオチンはお寿司作りで言う板前さんを手助けするような役割を果たします。

クリニックフォア のAGA治療では、お薬に加えてこれらの「亜鉛」や「ビオチン 」を豊富に含んだサプリメントの処方も同時に行っていただけます。ご興味のある方は、是非一度ご相談ください。